Java Apache POIを使って、Excelでピボットテーブルを作る




Excelの強みその2は、ピボットテーブル。
さくっと集計。ひと目でわかる。

Apache POIを使って、Excelでピボットテーブルを作るサンプル

Apache POIを使ってExcelファイルを作成します。
乱数で適当に作った3年間の売上を年と月でクロス集計したピボットテーブルを作ります。

実行結果

こんな感じにピボットテーブルが作られます。

サンプルの解説

XSSFSheet#createPivotTable(AreaReference,CellReference)でピボットテーブルを作成します。
系列データの範囲は、この引数内のAreaReferenceで指定します。

ピボットテーブルの行、列、値は、それぞれXSSFPivotTable#addRowLabel(int)などで指定しています。
この引数は系列データの範囲にある、列番号を指定します。
また、値データの追加の時は、集計する方法の設定が必要です。このサンプルでは合計にしています。

※このコードを使用するには、別途Apache POIの入手が必要です。
入手方法などはこちらの記事に書いてあります。

Java Apache POIを使って、Excelファイルを読み込む

2023.04.28