JavaScriptって、なんで名前に「Java」がつくのだろうか?




誤解のないように、いちばんはじめに書きますが、「JavaScript」と「Java」は別物ですよ。

JavaScriptってどんなもの?

皆さんご存知だと思いますが・・・、JavaScriptってこんなのです。
見たことない人は、どこかのサイトをブラウザで開いた後、「F12キー」を押すと幸せ(不幸せ?)になるかもしれません。

こんなのとか1

こんなのとか2(最近の人たちがよくすなるjQuery)

JavaScriptとJavaの関係

プログラミング言語レベルで考えれば、まったく関係ありません。
Javaは中間コードでのインタプリタ。一方、JavaScriptは、スクリプト言語です。

犬と猫どころの関係ではなく、犬とマグロぐらい別物です・・・。

なぜJavaがつくのか・・・?

この言語を開発したのは、ネットスケープ社。今は懐かしい、ネットスケープ・ナビゲーター(ブラウザ)とかを作った会社です。
ネットスケープ社は、もともとLiveScriptと名付けていたようです。
ところが、開発当時ネットスケープ社と、Javaを開発したサン・マイクロシステムズ社が提携していたことから「JavaScript」なんて名前がついたようです。
「Java」の名前を押し付けられたのでしょうかね??

ねぇねぇJScriptってのもあるってよ

そうですね。
こちらを開発したのは、Microsoft社です。インターネットエクスプローラーを作った会社です。
ブラウザで競合して仲が悪かったので、対抗心剥き出しで作ってみたものの、この話の中では、「JavaScript」と同じものだとでも思っといてください。(VBAとかやる人の中で、超稀に使う激レアさんがいるかもしれませんので、そんな人たちに聞いてみてください)
「JScript .NET」なんてのもありますが、これは別物です。
紛らわしいこと、このうえなし。。