Java Apache CommonsのCommandLineを使ってコマンドライン引数を解析する




今回はコマンドライン引数の解析です。
Apache CommonsのCommandLineを使えば、コマンドライン引数に関するいろいろな操作ができます。

Apache Commonsの入手

mavenを使って入手

pom.xmlは、こんな感じ。
今回はファイル操作なので、Apache Commonsの中でも「Apache Commons CLI」が対象。

手動で入手

手動で入手するのであれば、以下のjarを入手することになります。
「Apache Commons IO」は依存関係がないので、手動でも簡単に手に入れられますね。
https://mvnrepository.com/repos/central

  • commons-cli-1.5.0.jar

※2023年6月現在です。

ちなみに、Apache License 2.0で提供されています。

Apache CommonsのCommandLineを使ってコマンドライン引数を解析するサンプル

Apache Commons CLIを使ってコマンドライン引数を解析します。
引数に”-h”または”–help”(ヘルプ)を指定した場合は、ヘルプを表示。以外は、”m”または”–mode”(モード)の内容を表示します。

実行結果

コマンドライン引数に応じた内容が表示されます。

“-h”を引数に指定した場合は、こんな感じ。

“-m 0″を引数に指定した場合は、こんな感じ。

サンプルの解説

DefaultParser(CommandLineParser)を使って、コマンドライン引数を解析。
解析した結果は、CommandLineから取得ができます。